前節でミニオンに対抗するだけの絶対的な素早さ対策が出来ました.もう1つ必要なのは、ミニオンを一気に葬り去れるだけの攻撃力です.
ミニオン単体はともかくトライアングルフォーメーションをノーダメージで切り抜けるには、相応の攻撃力が必要となります.それには強い武器と使用者の腕力のバランスが重要になります.強い武器の入手には相応の代償が必要ですし、腕力を得るにはそれだけ戦闘を重ねることが必要になります.なるべく短時間で、ミニオンを倒せる実力をつけることが要求されます.
ひとつ注意することは、ハヤブサキャンセルは最大で5人しか行えないということです.6人目は高々ハヤブサ斬り程度のダメージしか期待できません.
さて、実はこのあたりの検討には、ダメージ算出式や多量なデータと照らし合わせた様々な計算を行い、武器の入手難易度などや攻撃範囲なども考慮に入れつつ、実測のデータとの比較などの試行錯誤もありました.しかし、その過程をここで述べるにはあまりに煩雑すぎるので、ここでは結論だけ述べるに留めます.
結論から言えば必要なのはアイスソード3本とガーラルソード2本.腕力値は前衛のアイスソード使用者が60以上、後衛のガーラルソード使用者が50以上です.これらの数値で冷凍剣+彗星剣×2でミニオン1体、冷凍剣×2でもう1体をそれぞれギリギリで倒せます.ちなみに武器レベル15になる頃には平均して、必要腕力よりもやや強めのステータスに成長していることが実戦の調査データから判明しており、やや余裕を持って臨めることになるわけです.
ミニオン(HP7373/防御力84)に対して、与えるダメージの最小値は
- アイスソード(冷凍剣 攻撃力48)
腕力(60)・攻撃力(48)・47 / 32 - 84×5 = 約3800
- ガーラルソード(彗星剣 攻撃力30)
腕力(50)・攻撃力(30)・47 / 32 - 84×5 = 約1780
注意:これは厳密な計算式ではありません.(厳密な式は虎の巣参照)
ちなみに以上の戦術では、後衛のワイルは1ターン目で殺せませんが、ワイルの行動は基本的に物理攻撃あるいはアニメート.後衛なら物理攻撃は選べないし、アニメートは戦闘不能者がいないと作動しません.したがってワイルは2ターン目でじっくり料理してやればいいのです.
※…と、思っていたのですが本番当日、ワイルが予想外の行動をしてきました.これについては実戦編をご覧下さい.