WSC版簡単ステータスアップ術

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>> はじめに

WSC版ロマサガ「光の術法のみ完全一人旅」で使用したステータスアップ術を紹介します．一人旅でない場合への応用がきくので別コーナーとして取り上げます．

>> ひとつの仮説

WSC版はSFC版に比べてはるかにステータス上昇がしやすいです．その理由は明らかに敵のレベルに対してこちらの弱いステータスは上がりやすいからであると考えられます．これを実感として持っている人は多いでしょう．

このことを実際に「証明」することは難しいですが、それを裏付けられそうな事実は存在します．以下はまったく同じ親の組み合わせの２つの主人公キャラを比較した結果です．

条件
親の組み合わせ：異性親シーフ・同性親魔術師
戦闘回数は回付近(厳密な数値による差異はないと判断)
ホークは高い指輪装備でHPは常に余裕がある状態で戦闘を繰り返した．
アイシャはなるべく瀕死状態で戦い続けることを意識して戦闘をする．

結論
ホークのHP700程度 / アイシャのHP900程度

実験条件が曖昧に見えるかもしれませんが、それを凌駕するほどの差が結果として出ました．ホークとアイシャではオールドキャッスルが出るまでの戦闘回数がホークの方が32回多く、また初期パラメタにも差異はありますが、それもどちらかといえばホークに有利に働くはずのハンデです．それでもこれだけの差がつくのは、戦闘の方法しか考えにくいです．

したがってこの仮説は「もっともらしい」です．

>> 一人旅での育成のススメ

これはWSC版になっての大きな変更点の一つである、PUBからの仲間の消失がなくなったためにできることで、主人公以外のキャラは自動育成が可能になりました．詳しいことはRPG INSTITUTEで参照できます．したがって、この場での説明は遠慮させていただきます．

ここで紹介したいのは残った主人公の育成方法です．

以下の方法は別に主人公一人でなくても良いので、外すといなくなるサブキャラなどは連れたままでも構いません．しかし、装備品や攻撃の集中具合を考えるとやはり、主人公一人だけの方が効果的に思われます．

>> どんなに弱くても大丈夫！

上記のようにこちらが弱い状態を作れば、ステータスはSFC版に比べてはるかに上昇しやすいので、一人ならばそう時間はかかりません．そして先ほどの例は HP や法力以外の減らすことのできないステータスでも例外ではありません．

その理由は敵の術などによって一時的に下げられたステータスも例外ではないからです．これも油地獄の直後に素早さ・器用さが上がりやすいという現象によって多くの方が気づいてると思います．そして、これにうってつけなのがウィークネスを使うスフィンクスです．ウィークネスによってステータス全般が下がるからです．

しかも、こちらがかなり弱くてもこいつには勝つことができます．

以下はその方法です．
これはこちらに何の攻撃手段もなくても勝ててしまう方法です．なお火神防御輪とトパーズは完全一人旅での装備なので、ほかのもので代用することが可能です．

VS スフィンクス
法力　幻56・風56・邪56
ウィークネス、ブラッドフローズ、アイスジャベリン、幻影魅力術、火幻術
すべての術法の法力を使いきると逃走する．

火神防御輪とトパーズを身につけてひたすら防御します．

ブラッドフローズと火幻術は無効です．ウィークネスはくらいまくって問題ありません．むしろそれが狙いです(笑)．幻影魅力術はくらいますが、どうせこちらは法力切れを待つのみなので関係ないです．アイスジャベリンはブラッドフローズを使えなくなってはじめて使用するので、合計で2回しか来ません．何もできなくなると逃走します．物理攻撃は使えないようです．

すなわちアイスジャベリン２発に耐えることができれば、こちらに攻撃手段がなくとも勝つことが可能です．

※重大な補足
実はアイシャ光の術のみ完全一人旅で、この条件で戦うと光の法力に余裕があるうちは、誘惑させられたときに勝手に光の術法を使うことがあります．その中のスターライトウォールは混乱時に使用すると100％術法反射を起こします．したがって、光の法力が尽きていないときはスターライトウォールを喰らっても大丈夫なだけのHPを確保しておかなくてはなりません．

なお、この方法で成長させれば、ステータスオール99までペースが落ちることなく成長させることができます．

>> その他ステータスアップに関するネタ

上記の内容とは直接関係ありませんが．
本はSFC版と同様ステータスが95以上になったら使用不可能です．

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