オメガ@次元の洞窟

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▼敵データ分析

オメガ
HPMP物倍魔倍物防魔防
55530 60700 - 42 190 150 76
1.アトミックレイ、デルタアタック、ブラスター
2.波動砲
3.アトミックレイ、火炎放射、虹色の風
4.波動砲
5.(波動砲、デルタアタック、ブラスター)+(地震、ミールストーム、虹色の風)
6.ターゲッティング
7.アトミックレイ、火炎放射、虹色の風
8.波動砲
Co(ロケットパンチ、マスタードボム)+(ロケットパンチ、サークル)

先制攻撃になることがある.シェル・リフレクがかかっている.


▼戦術理論

オメガは超ボスの名にふさわしい屈指の難敵です.どれだけの強さかといえば、撃破する3日前まで「撃破不可能敵」であると思っていたくらいの強さです.しかし、とある実験により、とあることが発見されたため、撃破が可能となるのです.(←って、この文章では何のことかわかりませんね).

なおこのオメガはレベル1ひとりボス撃破を一応達成(2002.11.12)して、レポートも完成(2002.12.13)した後になって、撃破した(2002.12.18)ものです.

 

さてオメガの低レベル攻略における攻略法は大きく3つに分けられます.1つは凶悪な調合「祝福のキッス」によってその攻撃を無効化してしまうという方法.当然今回のプレイ条件に触れてしまいます.2つ目は有名な「愛の歌で固めつつ少しずつ攻撃」という方法です.この方法は低レベル+ABP0クリアでも通用すると言う極めて画期的な方法ですが、残念ながら「常に愛の歌のみを歌い続けるキャラ」が必要でありひとり攻略では使えません.3つ目は単に「無視する」、すなわち攻略しなくてもクリアはできるので無視するというものです…って、それは攻略法ではないぞ….

このように従来の攻略方法はまったく通用しないため、新しい戦術を編み出すことが必要となります.

 

まず当初考えていたが断念していた戦術について説明します.

まず基本は隠れるです.攻撃をする狙い目は8n+6ターン目のターゲッティングのとき.ターゲッティングとは、数ターンほど攻撃の対象をあるキャラに固定する、という集中攻撃を促すものですが、本攻略では最初っからターゲットはクルルひとりなので実質的に無害です.

オメガは確かに素早いですが、神竜よりも遅いので、ヘイストをかければ十分対抗できる確信はありました.あとは8n+5ターン目直後に出現→攻撃→8n+7ターン前に隠れる…を繰り返せば良いと考えました.

しかしオメガはあらゆる攻撃に対し、カウンターのロケットパンチ/マスタードボム/サークルを使用してきます.ロケットパンチはともかくマスタードボムとサークルをくらったら全滅確定です.理論上はカウンターすべてがロケットパンチなら倒せますが、とても現実的ではありません.

このような経緯でオメガ撃破は断念していたのです.

 

ところがオメガ以外のレポートを書き終えてしばらくしたある日、各特殊技のリフレク耐性調査を詳細にはしてないことに気づきました.そこでダメ元で調査を進めてみると….

とんでもないことが判明しました.

 

まずはリフレク調査結果も含めた以下の対策表をご覧下さい.

攻撃 効果 対策
アトミックレイ 炎属性 リフレク、炎の指輪、フレイムシールド、ドラゴンシールド
火炎放射 炎属性 炎の指輪、フレイムシールド、ドラゴンシールド
ブラスター 即死 リフレク、リボン、ボーンメイル
デルタアタック 無属性+石化 リフレク
波動砲 最大HP1/2+スリップ なし
虹色の風 スリップ なし
ミールストーム 瀕死 なし
地震 地属性 レビテト
ターゲッティング 対象固定 リフレク
マスタードボム 無属性+スリップ なし
サークル 即死 なし

リフレク耐性調査を行ったのは、マスタードボムやサークルが反射可能ではないかという淡い可能性を期待してのことだったのですが、残念ながら反射不可能であることが判明しました.

しかし、この表には一箇所妙なところがあるのに気づいたでしょうか.そうターゲッティングを反射できるのです.「はあ?それがどうかしたかよ?」という声が聞こえてきそうですが、

 

これこそがオメガ撃破の鍵だったのです!

 

ターゲッティングは数ターンの間、オメガの攻撃対象を特定のキャラに絞る特殊技なわけですが、その対象はオメガとて例外ではありません.ターゲッティングを反射してオメガにかけたあとオメガが火炎放射を放てば、それはオメガ自身への攻撃となるのです.まあ火炎放射は吸収されてしまいますし、ほとんどの特殊攻撃もオメガには通用しないのでオメガを自殺させることは難しいでしょう.

ところが、ターゲッティングの真の効果はここからです.なんと

 

カウンターですら自分に向けて使用します

ということはうまくやれば、クルルがカウンターのロケットパンチ、サークル、マスタードボムを喰らうことはなくなります.逆にマスタードボムで攻撃をするチャンスすら作れます.実質的にこれらの攻撃をすべて反射しているようなものです.これを利用すれば一度は断念した戦術も基本的なところは残しつつ改良していくことが可能となります.

 

実際のところターゲッティングの効果時間は短く、6ターン目にかかったターゲッティングは8ターン目の波動砲では既に切れています.したがって攻撃のチャンスはターゲッティング後、7ターン目までです.しかし当初考えていたよりも攻撃のチャンスは長くなっているのでOKです.ターゲッティング万歳!

攻撃法について.オメガは強烈に防御が固く、従来の攻略法では弱点の雷属性でその装甲を貫いていました.しかしトライデントや珊瑚の剣ではあまりに威力が低く、電撃鞭のサンダーもオメガのリフレクにはね返されます.ここでの攻撃方法は竜の口付け+アポロンのハープです.強烈な威力を誇るこの方法でも1000程度にまで威力は下がりますが、他の方法に比べればかなり高いダメージです.

攻撃の手数の関係で7ターン目のオメガの行動のときは隠れていないのですが、このときは火炎放射ならばオメガは1000程度回復、虹色の風ならオメガがそのままくらい、アトミックレイならばオメガ自身にかかっているリフレクによりこちらに攻撃が返ってきます.1ローテーションで火炎放射を上回るダメージを与えているので、回復されてしまうのはやむを得ないとして、アトミックレイは防がねばなりません.ここでは調合ドラゴンシールドで防ぐことにします.

残るはこれらの下準備を確実に行えるように微調整を行うだけです.危ないのはヘイスト状態になるまでの素早さが低い状態です.詳しいことは攻略方法の項に記しますが、オメガの1ターン目の攻撃がすべて反射可能であるために結果的に

撃破不能と思われたオメガを勝率100%で撃破できます


▼戦闘準備

 クルル レベル1 前列 すっぴん+調合+隠れる
HPMP攻撃防御魔防
51 5 234 29 4 57 55 55 63
武器・盾正宗、チキンナイフ、(アポロンのハープ)
防具リボン、黒装束、リフレクトリング
モンクマスター、シーフマスター、忍者マスター、黒魔道士マスター、青魔道士マスター、魔獣使いマスター


▼攻略方法

まずはヘイストドリンク、竜の口付け、ドラゴンシールドをかけていきます.次の手順でやればここも100%の成功率で行うことが可能です.

1.調合ヘイストドリンク(目薬+亀の甲羅)
(オメガの1ターン目の行動はすべて反射可能)
2.隠れて待機
(オメガの行動は無効)
3. 5ターン目(2回攻撃が目印)の直後に現れる
4. 調合竜の口付け(竜の牙+乙女のキッス)
(ターゲッティング→反射してオメガにかかる)
5.アポロンのハープに持ち替えて、調合ドラゴンシールド(エーテル+竜の牙)
(オメガが自分に攻撃)
6. 隠れる

この後は以下のローテーションで行動します.アポロンのハープによるダメージが約1000ダメージ、マスタードボムによる自爆で約1500ダメージ、7ターン目の火炎放射で約1000回復です.

1.隠れて5ターン目まで待機.
2.現れてからターゲッティングまで待機.
(ターゲッティング→反射してオメガにかかる)
3.ターゲッティングエフェクト中にコマンド入力「たたかう」
(オメガのカウンターはオメガ自身に向けられる)
4.たたかう→(オメガのカウンター)
(オメガの7ターン目の攻撃→オメガ自身が喰らう)
5.隠れる(1へ戻る)


▼実践

所要時間22分.勝率はなんと100%です.とんでもない話ですね(笑).


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Written by NYUSUKEトップFF5第3世界>オメガ