ビブロス@古代図書館 | |
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▼敵データ分析 | ||||||||||||||||
物理倍率は終盤のボスに匹敵する強さ.カウンターのドレインはHPが800以下のときのみ撃ってくる.逆にそのときは他のカウンターは発動しない.カウンターの発動率は100%ではない.なおボス戦なのに「先制攻撃」になることがある. |
▼戦術理論 |
強敵です.その理由は多岐に渡ります.まずは物理攻撃の基本的な攻撃力の高さ.それに全滅確定のかまいたち.これだけでも強さの証明には十分ですが、さらに糸・コンフュといったステータス異常攻撃、イヤな場面で使ってくるカウンターのプロテス、終盤のもう一息というところに放ってくる全滅確定のカウンタードレイン. まずは、かまいたちやドレインを封じ込めることができないか考えてみます.ビブロスはステータス異常への耐性はそれなりにあるのですが、マヒは有効です.となれば、鞭を使う方法がありますが、本攻略では有効ではありません.その理由は「マヒの発動率が低い」「そもそもビブロスに攻撃が当たらない」という2点です.ちなみに攻撃がどれくらい当たらないかというと、実戦で10回中8回ミスでした.いくらなんでもこれは運が悪かったのだとは思いますが、マヒを当てにできないことの証明には十分です. さて、全滅確定のかまいたちがある以上、速攻の攻略が基本となります.現時点で最強の攻撃手段、それは放つ「サンドベア」です.およそ2200のダメージが見込めます.通常の低レベル攻略なら炎のロッド3発あるいはサンドベア2発で沈めることができるのですが、ロッド封印で一人なのでサンドベア1体が関の山.残りの1400ダメージをいかに捻出するかが速攻の鍵となります. しかし残った攻撃手段は実に貧弱です.放つにアビリティを1つ割かねばならないので、あと1つのアビリティを何に割り当てるかが問題になります. 当初は地形を使うつもりでした.古代図書館での地形は必ず「鬼火」となり、弱点の火属性でそれなりのダメージを与えられるからです.実は前回の攻略時にも使用してます.しかし鬼火はダメージの幅が大きく、最大では350くらいのダメージを与えてくれるものの、小さいときはわずか50ダメージくらいしか与えられません.これでは今回のような、極めて限界の戦いではリスクが大きすぎます. 次に考えたのは正攻法の物理攻撃でのダメージです.もちろん、こちらはレベル1.普通に攻撃したのでは威力はスズメの涙以下です.考えられる中で最強なのは、魔法剣ファイラ二刀流です.使う武器は現状で入手できる最強の魔法剣可能武器、マインゴーシュ+メイジマッシャー.計算の結果、132+126〜150+144ダメージを与えられますが、魔法剣を呼び出すために1ターン消費するのが難点です.これで残りHP1400を削るのに5〜6回、魔法剣を唱えるのを加えると6〜7ターンです.しかしこの方法には根本的な問題があります.カウンターとして高確率でプロテスを使ってくるのです.すなわち事実上、計算の半分のダメージしか与えられません.無理です. また序盤のような凄まじい運に頼らなければならないのでしょうか…? しかし、ここで意外なアビリティが登場します. その名も 呼び出す
【呼び出す】アビリティ こんなレアアビリティですが今回は、1.召喚獣をイフリート一つしか覚えてないため確実に呼び出せる、2.最大MPがイフリートを1回召喚するのにすら足りない(必要MP11)、という感じでこのアビリティのメリットは珍しく発揮されます.てゆーか、こんなことでもなければ利用価値ゼロです.しかも、このイフリートはビブロスの弱点の炎攻撃です. とはいえこちらのレベルは極限最低.与えるダメージはおよそ380程度です.これだけだとABP500を稼ぐほどの価値はないように感じるかもしれませんが、この方法には利点がまだ2つあります.1つは、炎のロッド装備で1.5倍ダメージにできる、つまり 570程度のダメージを与えられることです.もう1つは頻繁に使われるプロテスの影響を受けないという点です. さて、ここまででほぼ戦術は固まりました.しかし一つ重要なことに触れていません.HP800以下になると高確率で即死のドレインを撃ってくるということです. もちろんドレインは魔法ですから、メイジマッシャーの追加効果や魔法剣サイレスで封じることができますが、前者はあまりに発動確率が低く、後者はそもそもアビリティ枠が足りません.しかも、どちらも速攻を仕掛けるにはロスが大きすぎます.鞭も前述のように使い物になりません. また発動条件を満たさせないという手もありますが、イフリートの威力が800に満たないため、そのためには最後にサンドベアを放つしか手がありません.しかし、ビブロスにはプロテスがあります.プロテス後ではサンドベアの威力は半減してしまうため、ただでさえも不足がちなアビリティ枠を「放つ」にわざわざ割くメリットが薄れます.サンドベアはプロテス使用前の、戦闘開始直後に放つのが理想です. となると、ドレインを撃ってくる回数を極限まで減らすことが必須となります.これまでの理論から、サンドベア→イフリート×3という手順で倒すことが確定していますが、サンドベア→イフリートの時点でおよそ2800ダメージ(HPおよそ800)に達し、与えるダメージによってはここでドレインが来る可能性があります.これではドレインが来る可能性のあるタイミングが2回あることになり、勝率が著しく下がります. この打開策としてここでは、1回目のイフリートを撃つときのみ炎のロッドは外しておくことで、1.5倍補正をかけないようにし、確実にHP1000付近にとどめることにします.これでドレインの可能性は2度目のイフリート後、ただ1回になります.このように1回目の攻撃をあえて弱体化させても、結局呼び出す回数は変わりません. 最後に装備面について.最強装備で防御力は28です.このままでは、(30〜33 - 28)×15 = 30〜75ダメージをくらうのでダメージによっては即死ですが、後列に下がれば(30〜33 - 28)×7 = 14〜35で一撃は確実に耐えられるようになります.(平均的には2回耐えられるでしょう).実際にはビブロスは多彩な攻撃を有する反面、物理攻撃自体の頻度は少なめなので、これで十分です.こちらの攻撃は隊列による影響を受けないので後列に確定です. |
▼戦闘準備 | ||||||||||||||||||||||||
野ガルラ狩りで、魔獣使いマスター(捕らえる)・召喚士マスター(呼び出す)をマスターします.必要合計ABPは1210.ぐほっ(吐血).ちなみに召喚士をマスターしたことで魔力が最強になり、シーフ・モンクと併せ、最強のレベル1すっぴんが誕生します. 続いてサンドベアを捕獲します. なお「呼び出す」で確実にイフリートを呼び出すため、他の召喚魔法を購入していてはいけません.
鞭を初期装備としているのは、ビブロスの物理攻撃→カウンターで攻撃→マヒ発動という淡い可能性を考えてのことです.当然ながら理論上起こりえるだけで、実際にはなかなか起こらないでしょうから、ただの気休めですが. |
▼攻略方法 |
回復は考えず、ひたすら次のように行動します. 1.サンドベア(2200ダメージ) 3の後のカウンタードレインは来ないことを祈るのみです. |
▼実践 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
実は4回ほど基本的にはこの戦法で「鞭によるカウンター封じ」を導入した戦法で戦ったのですが、マヒが発動しないどころかまず鞭が当たらないというビブロスの回避率の高さに阻まれ、もうカウンターは無視してひたすら攻撃!というスタイルに軌道修正しています. さらに4回目の挑戦(合計8回目)のことでした.ご覧のようにドレインカウンターが来ない以外にも、いろいろな運に助けられて勝利しています.まあスロウ喰らった時点で不運なので、差し引きゼロくらいですが.ビブロスは無駄な行動も多いので、こういうケースもレアではありません.
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Written by NYUSUKE | トップ>FF5>第1世界>ビブロス |