決戦!蛙様
○対蛙様特別準備
強敵も残すところ後一名です。
最後の相手は術のみ一人旅における最凶の天敵・ジュエルビースト。
奴にはセルフバーニング以外の術法攻撃が通用しません。
更には拾える防具を総動員しても防ぎ切れないほどの攻撃力までお持ちです。正面から戦っては勝負にすらなりません。
少なくとも飼い主より強いであろうことは疑いようもないこの蛙様。倒すには徹底した準備が必要になります。
まずは能力を出来る限り成長させます。
特に重要なのは素早さです。これを65にまで引き上げます。
この成長のために倒すのは、やはりスペクター。能力が高くなればなるほど成長は不安定になるので、兎に角回転率命です。
クラス |
Lv |
→ |
クラス |
Lv |
鍛冶屋 |
5 |
ウィザード |
5 |
防具 |
水鏡の盾 |
魔石の仮面 |
アストラルコート |
ムーンストーン |
疾風の靴 |
お守り |
ガーディアンリング |
物/術 |
51/51 |
尚、スペクター狩りのために一旦魔術の封印を解除しています。
素早さが65まで上がったら、次はフロンティアへ。
ニューロードでひたすら雑魚敵を火の鳥で焼き尽くし、シリルの恩寵値を稼ぎます。
同時にエリスの恩寵値も高くなるので、頃合を見てはエリスの恩寵を発動させておくとシリルの恩寵値確保の一助になります。
ここで確保する恩寵値は高ければ高いほど良いのですが、今回はシリルの恩寵が3回発動する程度・およそ280前後まで稼ぎました。
○くたばれ蛙様
下拵えを終えたら北エスタミルで幻術を解放。更にバイゼルハイムで魔術士のクラスを認定します。
クラス |
Lv |
→ |
クラス |
Lv |
ウィザード |
5 |
魔術士 |
4 |
これで準備は全てです。ウエストエンド在住の蛙様を訪問します。
ジュエルビースト
前述の通り、セルフバーニング以外の術法攻撃は通用しません。
そのため、取り得る攻撃手段はセルフバーニングによる反撃のみとなります。
次にどうやって反撃を行っていくかですが、ジュエルの攻撃の内、セルフで返せるのは叩きつけのみ。
しかし、叩きつけは高威力かつ2回連続攻撃という洒落になっていない攻撃です。
普通にセルフを展開するだけでは1度返すのが関の山。次のターンにはまず死んでいます。
そこで、セルフに加えて召喚術を併用します。
召喚体には、本体が召喚時点で持っていた魔法盾と同じ状態の魔法盾を持って出現するという性質があります。
この「召喚体が持って出現する魔法盾」は本体が持っていたものと全く同じ状態のものですが、別の魔法盾です。
本体の魔法盾はこの召喚体の魔法盾とは別に保存され、召喚が解除された時点で本体と一緒に戻ってきます。
今回はこの性質を利用します。
まず本体でセルフを展開し、召喚術を使用。すると召喚体がセルフを所持した状態で出現します。
そのまま召喚体で叩きつけが来るのを待ち、来たらセルフで1発目を返して2発目を喰らいます。
勿論2発目はセルフなしでまともに喰らうわけですが、召喚体ですので問題はありません。
その後、またはその攻撃で召喚体が消滅したら、本体が元のセルフを持って戻ってきます。
そうしたら、再び召喚術を使用。するとまた召喚体がセルフを所持した状態で出現します。
以降はこれを繰り返します。
すると、本体を危険に晒すことなくセルフで反撃を行っていくことが出来ます。
但し、この手はある程度こちらが先手を取れないと成立しません。
先手を取れない場合、召喚前にセルフを剥がされたり、そのまま召喚前に殴られたりして終わる危険があります。
これを避けるべく、疾風の靴を装備して素早さを高めておきます。
ここで使用出来る召喚術は、幻体戦士術かエレメンタル(風)のどちらかですが、今回は幻体戦士術をメインに使用します。
幻体は本体の状態を引き継ぐので、防御力・耐性・補助効果などの調整が行い易く、生存率を高め易いこと、
エレメンタルに比べてHPが高い上に自力でセルフを張り直せるので、召喚1回で叩きつけを複数回返せる可能性があること、
能力の高さによりセルフ反撃1回辺りのダメージ量が高いこと、等が主な理由となります。
次は如何にして叩きつけまで召喚体を生き残らせるか。これは本体の生存能力にも直結します。
各種攻撃の中でも特に危険なのは、麻痺効果を持つマルチプレックスアイ、破壊力が大きいジュエルブラスター、4発連続で来る基本術法です。
この内、マルチプレックスアイは水鏡の盾の凝視耐性で無効化が可能です。
ジュエルブラスターについては現実的な装備では対抗し切れませんので、とりあえず諦めます。
基本術法の4連射は術法耐性を持たせることである程度脅威の軽減が可能です。
装備箇所の都合で同時に得られる術法耐性は最大でも5系統。
しかし、作戦上疾風の靴での素早さを確保は行っておきたいところなので、実質的には4系統までが限界となります。
この4系統はジュエルの術法使用パターンを参考にして決定します。
基本術法4連射の使用パターンは、大きく分けると以下のいずれかになります。
- 単属性*4
- ヘルファイア*2+火幻術*2
- ウォーターガン*2+エナジーボルト*2
- ウインドカッター*2+サンライトアロー*2
- ロッククラッシュ*2+シャドウボルト*2
- ランダム*4
これ等の内、まず考慮するのは2属性を2回ずつ使うパターンです。
致命傷を受けることを避けるためには、4発全てを喰らうケースだけは避けた方が賢明です。
それを考えると、火術or幻術+水術or魔術+風術or光術+土術or闇術という組み合わせが基本になります。
しかし、火術と幻術はどちらも火炎属性。セルフバーニングで防御することが可能なので、無理に耐性で無効化する必要はありません。
更に、鎧で耐性を持てる術は水術のみなので、水術を無効化することは決定です。
それ等を踏まえると、水術+風術or光術+土術or闇術+(何か)という組み合わせが妥当ということになります。
次に考慮するには基本術法4連射以外の使用術です。
ジュエルは基本術法の他に、スターライトFSとコズミックタイドを使用します。
このことを考えると、無効化する系統の1つは光術が妥当となります。
それに伴って無効化装備の装備箇所が重複している闇術は無効化出来なくなるので、土術を無効化する必要が出てきます。
最後に考慮するのは、基本術法4連射の内の単属性術を4回使うパターンです。
これについても4発全てを喰らうのは避けた方が賢明ですが、全てが同じ術なので全て喰らうか全て無効化するかの2択になります。
このパターンで多用される術法は、火・水・風・土の4系統。よってこれ等の無効化が優先されます。
この4系統の内、耐性を確保出来ていないのは風術のみ。よって最後の枠は風術で決定となります。
耐性の確保を終えた後に考える必要があるのは、数値的な被害の軽減です。
如何に術法を耐性で無効化出来ても、全てというわけではありません。
ダメージが低めのエナジーボルトはまだしも、シャドウボルトは2発でも大きな被害になります。
この被害を抑えるには術法防御を確保するほかありませんので、精霊石の杖を持てるだけ装備します。
武器欄が埋まって翼の槍による素早さ強化が行えなくなりますが、疾風の靴さえ装備出来れば深刻な問題にはなりません。
但し、精霊石の杖をぎりぎりまで持ち込んでもまだ防御力は足りません。
そこで、シリルの恩寵によるアーマーブレス効果を利用します。
アーマーブレス効果さえ得られれば、シャドウボルト2発が致命傷にならずに済むだけの術法防御を得ることが出来ます。
更にはジュエルブラスターも防御すれば耐え切れるようになります。
続いてシリルの恩寵をどうやって得るかです。
召喚体で受けた補助効果は召喚体の消滅と同時に消えてしまうので、シリルの恩寵は本体の状態で受けなければなりません。
本体の状態で待機することは極めて危険ですが、リヴァイヴァを利用すれば生き残るだけならば可能です。
しかし、リヴァイヴァと恩寵には少々都合の悪い関係があります。
主人公一人で戦闘している場合、リヴァイヴァが発動したターンは特定の恩寵が発動しません。
そして、その特定の恩寵の内にシリルの恩寵は含まれます。
詰まるところ、リヴァイヴァを活用してシリルの恩寵を待つことは出来ないのです。
この「特定の恩寵」が一部なのか全てなのかは不明です。一部の恩寵でしか確認を取っていませんので。
これに代わる確実な対処法はありません。
となれば、本体が死ぬまでの間にシリルの恩寵が来てくれる事を祈ってリセットを繰り返すしかありません。
大変残念な話ですが、リセットプレイに走ることとします。
以上が基本戦術になります。
これにより、次の装備でジュエルビーストに挑むことになります。
HP |
LP |
BP |
腕力 |
体力 |
器用さ |
素早さ |
知力 |
精神 |
愛 |
魅力 |
619 |
19/19 |
12/62+7 |
41+4 |
57+4 |
61+2 |
65+14 |
62+7 |
65+7 |
62+4 |
62+4 |
武器 |
精霊石の杖 |
精霊石の杖 |
精霊石の杖 |
オブシダンソード |
防具 |
水鏡の盾 |
オパール |
ブルーエルフ |
ドミナントグラブ |
疾風の靴 |
トパーズ |
ブラックダイヤ |
物/術 |
50/50 |
有効防御 |
打撃 |
耐火 |
耐冷 |
耐電 |
EN |
有効耐性 |
凝視/水術/風術/土術/光術 |
70 |
80 |
80 |
70 |
80 |
実際に取るべき行動に移ります。
1ターン目のジュエルの攻撃はマルチプレックスアイか基本術法4連射です。
術法対策も兼ね、こちらはセルフバーニングを使用します。
2ターン目のジュエルの攻撃は、高確率でジュエルブラスターまたは叩きつけになります。
このどちらも本体で受けるには危険ですので召喚を使用して回避します。
ここで使う召喚術はエレメンタルです。このターンを凌げれば良いので、耐久力の低さは無視して問題ありません。
3ターン目以降はセルフを展開しつつ、集気法で待機してシリルの恩寵を待ちます。
この間は非常に不安定です。いつ戦闘不能になってもおかしくありません。
もしセルフと集気法だけでは耐え切れないと判断したら、シリルの恩寵が来ないことを承知でリヴァイヴァを使います。
危機を乗り切ったら再びセルフに戻し、恩寵を待てば良い事です。
シリルの恩寵が発動したら、生命の炎の再生とセルフの両方を付与してから幻体戦士術を使用します。
大抵の場合はシリルの恩寵が発動するまでにBPが最大まで溜まっているので、ここでのBPの心配は要りません。
幻体中はセルフがあるならば防御で叩きつけを待って、セルフで叩きつけを返します。
セルフ反撃の威力は一撃辺り850±350程度です。
防御さえ行っておけば、幻体はかなり長持ちします。こと、Dモードの押しつぶしとジュエルブラスターを軽減出来る影響が大きいです。
特に押しつぶしは再生で回復が間に合う程にまで軽減出来ます。
叩きつけでセルフが剥がされたら、即座に展開し直します。
叩きつけは2ターン連続で来るケースが多いので、
すぐにセルフを展開し直さないと1発目で幻体が解除され、2発目で本体のセルフが剥がされてしまう可能性が高くなります。
勿論これはセルフより叩きつけが先に出た場合でも同じなのですが、危機に陥る可能性は低くしておく事に越したことはありません。
幻体が解除されたら、再生とセルフが維持されていることだけ確認して再度幻体を召喚します。
この時、セルフが剥がれていた場合は状況次第で行動を決めます。
HPが減少していた場合、叩きつけが飛んで来そうな場合、
または前回のジュエルブラスターから間が開いて再度飛んで来そうな頃合になっていた場合はリヴァイヴァを展開。
一度やられて復活することで立て直しを図ります。
それ以外の安全そうな状況ならすぐにセルフを展開し直します。
再生の掛け直しも同様に慎重を期して行います。
こちらは残り時間が長ければ長いほど良いので、隙を見つけたらすぐに生命の炎を掛け直します。
これを繰り返し、与ダメージ28000手前になるまで削り出したら一旦停止。
HPが20%を割ると、ジュエルはジュエルブラスターを連射し始めます。
そうなればBPを回復する余裕は無くなる上、幻体の消耗も激しくなるのでBP消費は跳ね上がります。
そのため、ブラスター連射モードに移行する前にBPを十分に溜め込んでおく必要があります。
ここに至るまでの間に貯蓄するのがベストですが、そうでなければ本体でリヴァイヴァを使用して待機し、BPを50程度まで溜め込みます。
BPが十分溜まったら、再び幻体を使用して攻撃を開始。ジュエルをブラスター連射モードに移行させます。
ブラスター連射モードに移行したら各種補助効果の維持優先度を変更します。
まず何よりも優先するのは幻体戦士術。これが無い状態でジュエルブラスターを喰らったら大打撃は免れません。最悪一撃でやられます。
次に優先するのはセルフです。出来る限り維持が基本ですが、本体でブラスターを受けるリスクを侵してまで維持する必要はありません。
ブラスターの使用は大体4ターン前後に1回なので、合間を縫うように展開します。
最も優先順位が低くなるのが再生です。ブラスター連射ですぐに幻体が消滅するので、再生が大きく効果を発揮することはなかなかありません。
生命の炎の掛け直しより、幻体を再召喚して安全を確保することを優先します。
ブラスター連射モード移行後にBPまたはLPの関係で幻体が使えなくなった場合、
または幻体を使っても直後にジュエルブラスターで消滅させられることが明白な場合は、エレメンタルを召喚して凌ぎます。
一次凌ぎにしかなりませんが、消耗を抑えるには有効です。
ブラスター連射モード移行後は攻撃力が爆発しますが、攻撃の手だけは読み易くなります。
そのため、対処を間違えず、かつ先制を取ることさえ出来れば通常状態よりも楽に相手をすることが可能です。
ジュエルブラスターの嵐を乗り越え、合計35000程ダメージを与えればようやくの勝利となります。
勝利までに使用したLPは17。本当に今回のプレイは消耗戦尽くしです。
消耗戦祭り<back next>今度も帰れ神様
ロマサガMS・アイテム購入制限術法のみ一人旅-topへ戻る