第二形態


○サルーインの行動

第二形態は最大4回行動。
ゴッドハンド・心の闇・術法を基本として、特定周期で剣の雨を使用して来ます。
更に術法攻撃では第一形態のものに加えて、火の鳥・デルタペトラ・エナジースティール・アビス・ヴォーテクス・ダークネビュラを使用します。
各行動の大まかな特徴は以下の通りです。尚、柱の効果によりダメージ量が安定しないので、ダメージ欄は省きます。

行動種 攻撃属性 特性
ゴッドハンド 打撃 即死 ※ダメージ莫大 ディフェレクト/カウンター可能
心の闇 エネルギー 能力低下+アーマーブレス解除oror恐怖or眠りor悪夢or呪い
上記の内1つが発動
盾防御可能 (全体攻撃) 状態防御無視
剣の雨 斬撃+打撃 盾防御可能 (全体攻撃)
背後の柱を回復 柱が存在しない場合は攻撃を行わない
味方が一人の場合、盾防御が発動すると柱の回復が行われない
術法
火の鳥 火炎 火術特性 ※ダメージ0 (全体攻撃)
デルタペトラ エネルギー 石化 土術特性 (範囲攻撃)
エナジースティール エネルギー HP吸収 邪術特性
アビス (補助効果のみ) 即死 闇術特性
ヴォーテクス (補助効果のみ) 魔法盾解除 (全体攻撃) 闇術特性?
ダークネビュラ エネルギー 魔法盾解除 闇術特性 (全体攻撃)

1ターンにおける行動の構成は、ゴッドハンドを使用するケースと術を使用するケースにくっきりと分かれます。
ただし、心の闇と剣の雨はこの垣根に関わりなく、どちらの行動にも織り交ぜられることがあります。
また、ヴォーテクスとダークネビュラは他の行動と併用されることはなく、必ず単独で使用してきます。


行動以外の第二形態時の特色として、背後の柱の効果により敵味方のHPに関係する数値の変動を抑える補正がかかるというものがあります。
抑制効果は柱の本数が多いほどに大きくなり、柱は敵味方の行動によって増減します。

柱の数の増加は、6〜7ターン周期で使用される剣の雨のみによって起こります。
ただし、その時点で柱が存在しない場合は柱を建て直すのみで攻撃は行われません。
また、味方が一人かつその一人が剣の雨を盾防御してしまった場合、柱の増加効果は発揮されません。

柱の数の減少は、剣の雨を除く敵味方全ての行動で起こり得ります。
サルーインに影響を与える行動が成功した場合、確実に柱が減少します。
それに加え、サルーインに影響を与えない行動を含む全ての行動が成功した際にも柱が減少することがあります。


○脅威への対応

第二形態においては防御を最重要に置いて長期戦を挑みます。
前述の通り、ここで最も頻繁に行われる術法攻撃については、防御力で大きく被害を抑えることが可能です。
しかし、それだけでは第二形態と戦うことは出来ません。
戦っていくには。高威力のゴッドハンドと多くの状態異常を発生させる心の闇への対処が必要となってきます。

まずは、ゴッドハンドへの対処です。
単発でも大きなダメージを被るこの攻撃ですが、DS10個を献上した状態では1ターンに最大4回まで使用されることがあります。
これに対しては高めた防御力と柱の効果で被害を抑えることとなるのですが、それだけでは耐え切るには不十分です。
そこで、常にリヴァイヴァを使用、維持しておくことによって即死を防止します。
リヴァイヴァさえ持続しているならば、どれだけのダメージを受けても復活することが可能です。

ゴッドハンドをリヴァイヴァで凌ぐには
  1. ゴッドハンドの即死効果
  2. 使用時・復活時のLP消費
  3. ヴォーテクスなどの魔法盾解除効果
  4. 複数ターンに及ぶ連続ゴッドハンド
の4点への対処が問題となります。

1に関しては、装備のみで対処可能です。

2に関しては、補強で強度を増した炎のロッド経由でリヴァイヴァ使用し、LPの消耗を抑えることで対処します。
今回のエレクトラム補強炎のロッドでは、LP消費黄色1(25%で消費)で使用することが可能です。
また、光神の恩寵を用意することでLPを回復していくことでも影響を抑えることが出来ます。

3・4に関しては、リヴァイヴァの発動速度を速め、致命傷を受ける前の掛け直しを容易にすることで対処します。
具体的には術具の使用による行動速度の加速と、Tモードの次ターンの行動速度を加速する特性を利用します。


次いで問題になるのは心の闇による多彩な追加効果への対処です。
発生しうるのは、アーマーブレス解除・毒・恐怖・眠り・悪夢・呪いの6種類。
この内、毒に関しては装備で対処することが出来ます。
よって戦闘中に対処を行うのはそれ以外の5種類となりますが、ここではアーマーブレス解除とそれ以外に分けて考えます。

まず毒を除く通常の状態異常です。
これらは全て行動を制限する効果を発揮します。
呪い以外は直接的に、呪いに関しても防御力低下の効果のために回復に追われて行動を封じられることになります。
そこで何とか防いでしまいたい所ですが、ここでは防ぐことはすっぱり諦めます。
それぞれ対処が可能な装備が存在していますが、防御力を大きく下げることが前提となります。
長期戦を挑む都合、防御力の低下は出来る限り避けておきたいところです。
かかってしまった場合は再生とリヴァイヴァを用い、耐え切るか早期にやられるかで回復を目論見ます。
恐怖に関してはムーンライトヒールを使用して、早期に回復を試みます。

続いてアーマーブレスの解除効果です。
防御力を盾に長期戦を挑むので、アーマーブレスの解除はそのまま生存力に響きます。
しかしながらこれを防ぐことは出来ませんので、致命傷を受ける前に掛け直すことで対処します。
ここでも重要となるのが、Tモードの次ターンの行動速度加速効果です。
致命傷を受ける前にアーマーブレスを掛け直すことで対処を行います。

アーマーブレス解除の判別は、
  1. 心の闇で状態異常が発動しない(目視できない)
  2. 心の闇を使用したターン内でアーマーブレスの持続を確認できない
の二つの条件を満たした時に解除と見るように行います。
この条件では毒耐性などにより追加効果そのものを防ぎ切った場合も該当しますが、
アーマーブレスの解除がなされた場合に即座に対処することが出来ます。


○行動選択

まず第二形態になったら即座にリヴァイヴァを使用し、攻撃に備えます。
これを含め混乱時以外のリヴァイヴァは全て炎のロッド経由で使用します。

リヴァイヴァを使用した後は、
  1. リヴァイヴァ
  2. アーマーブレス
  3. 再生
の3つを維持した状態を前提として行動します。
第一形態からの引継ぎでアーマーブレスと再生は既に掛かっているので、最初はリヴァイヴァの使用だけで十分です。
ただし、リヴァイヴァと再生は時間経過で消滅しますので、これらは消滅前に掛け直しを行います。

掛け直しの機会には、6または7ターンに一度の剣の雨の発動ターンを狙います。
誤差ありとはいえ定期的に使用してくること、効果時間を考えると周期的に丁度良いことなどが理由となります。
また、掛け直しに使用するリヴァイヴァ・錬気共に盾が発動しない行動なので、
剣の雨を防いで柱の立て直しを妨害してしまい、被ダメージ量を増やすトラブルの発生を防げることも重要です。
尚、これらの3種の優先順位は番号順です。特にリヴァイヴァとアーマーブレスは欠くと危険性が大きく跳ね上がります。
この二つが解除された場合は、最優先でかけ直しを行います。


補助効果が確保されたら、サルーインに攻撃を行います。
攻撃には細剣技の変幻自在とかすみ二段をTモードにて使用します。
双方ともTモード技なので速度増加効果を引き出しやすく、かつ変幻自在は破壊力に、かすみ二段は費用対効果に優れています。
この二つの技を使用することで、補助効果解除時の対処を容易にしつつ効率よく攻撃することが可能です。

攻撃の際に変幻自在とかすみ二段のどちらを使用するかは、残りBPと柱の数を目安に決めます。
剣の雨が来るまでに毎ターン変幻自在を使えるだけのBPがある場合は変幻自在を使用し、
そこまでの余裕が無い場合は最初はかすみ二段を使い、柱が削れてきたら変幻自在に切り替えます。


HPの回復にはやはりTモードでの錬気を用います。
回復の基準はおおよそ残りHP500程度となりますが、ほぼ再生維持のための錬気で事足ります。

状態異常に関しては、前述の通り恐怖をムーンライトヒールで回復する以外基本的に自然回復待ちとなります。
ただし、防御力が低下する呪いに関しては非常に危険なので、
状況が許すようであれば早々にリヴァイヴァを発動させ、無理矢理にでも回復してしまいます。





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