FF4ピクセルリマスター(PS4/Switch版) 初期レベルクリア |
にゅすけ的やり込み攻略 > FF4 > FF4PR初期レベルクリア
Steam/スマホで2021年9月9日に配信されたFF4ピクセルリマスター(以下便宜上Steam版と表記)が、2023年4月20日にコンシューマ版(PS4/Switch)で発売されました(以下PS4版と表記).基本的にはSteam版と同じなのですが、大きな違いは「コンフィグで経験値0倍の設定ができる」というものでした.すでにSteam版で極限低レベルクリアは行っていましたが、理論上は初期レベルでの攻略が可能になったということなので新たにプレイを行いました.そのときの攻略メモをまとめておきます.
なお記録としては、RTAプレイヤーであるしげるさんが私よりも速く達成していますので私の攻略に低レベルクリアの記録的な価値はありません.私がラスボスに到達した後にプレイを開始して、私よりも先にクリアしてるのですさまじい速度でした.すばらしい.
あまり影響はないと思いますがプレイ環境はPS5です.
今回初期レベル攻略ということもあり、従来のFF4低レベル攻略では普通に耐えられていた物理攻撃に耐えられなくなります.FF5低レベル攻略には物理攻撃に対抗する策として、ナイトかばう+まもり+他者瀕死というものがありました.そこでセシルのかばうを利用した類似の攻略法をFF4でも用います.異なるのはFF4ではFF5の「まもり」に相当する能力はないということです.そのために「物理防御重視の装備」「後列にする」「防御コマンドを使う」「プロテスをかける」といったセシルの被ダメージを軽減する策を組み合わせることになります.
またもう一つFF5と異なるのは、どれだけ防御を固めてもダメージはゼロにはならない点です.最低値は1です.適宜他のキャラで回復させてやる必要があります.
他を瀕死にするのはシルフの洞窟などが簡単です.またFF5と異なり、フェニックスの尾での復活直後が瀕死なので瀕死調整はFF5よりもやりやすいです.
※「鉄壁のナイト君」は20年以上前にFF5でHMX-2012さんが命名したものです.セシルは「鉄壁」とまではいきませんね.
こちらはFF4の攻略でおなじみのテクニックですが、一応書いておきます.
FF4では特定のステータス異常は優先順があり、例えば毒になってると睡眠にかからなかったり、豚になってるとバーサクがかからなくなったりします.比較的軽い異常にあえてなっておくことで、他のステータス異常を防ぐという手法が使われます.
今回はルゲイエ戦で毒をあえて治療しなかったり、プリンプリンセス狩りであらかじめ豚になっておくなどの用途で利用しています.
主にゼロムスで重要になってきます.
・バトルスピードを速くするとわずかに、敵との相対速度が速くなります.(ただしコマンド入力で手間取ると逆にロスが大きいので使用には注意が必要です)
・オート入力にすると最速入力になります.当たり前のことを言ってるように聞こえるかもしれませんが、手動での最速入力は困難(事実上無理?)なので、特にバトルスピードを上げた場合には効果が大きくなります
・コマンドが回ってくる前から決定ボタンを押したままにしておくと、最速入力相当になる? 完全に最速かどうかはわかりませんが準最速ではあるでしょう.オートとの違いは、オートでは実現できない「アイテム欄を素早く開き、開いた瞬間指を離せば違うアイテムを選択できる」ということが可能な点です
初期レベルでの攻略となるため後半にいくにしたがって従来の攻略方法が通用しなくなる場合があります.ポイントだけ抑えていきます.
序盤は何も変わらないです.違いは特定のキャラを残す必要がない程度なので、序盤の難易度はむしろ下がってると言えるでしょう.ピクセルリマスターでは弓矢が強いので、スカルミリョーネ(アンデッド)には聖なる矢が有効です.エクスポーションもこの後使う場面がないので使ってしまってよいです.
普通の低レベルクリアで強い部類に入るベイガンですが、初期レベルだとポロムがプロテスを習得してない等の弱体化が入るため相対的により強くなっています.
物理攻撃が強く、前衛のキャラはまともに耐えられません.主力のセシル・テラ・ヤンを後衛に配置し、前衛は放置します.セオリー通り左腕をファイラ+αで潰します.そのあとはプロテスを後衛3人にかけ(そのころには前衛は死んでる)、スロウをベイガンに入れてからケアルラ・ケアルダで回復しながら攻撃していきます.リフレクが切れる頃を見計らって魔法攻撃をすると効率が良いです.
後列にしてプロテスかけてもこれくらいは喰らう.
カイナッツォ
サンダガで普通に潰せるので省略します.
ダークドラゴン
ピクセルリマスターで砂時計の効力が復活してるのを忘れてましたが、ダークブレスも回復が追いつく範囲内なので普通に戦っても倒せました.
メーガス三姉妹
単発攻撃なので問題なし
バルバリシア
単体攻撃のみなので問題ないが、なぜか非竜巻モードでもミス率が異常に高く戦闘が長期化します.回復アイテムを十分用意しておく必要があります.金の針も適度に.実戦ではフェニックスの尾を25個消費しました.
地底世界に行く前にミスリルの村で、セシルの装備を強化しておきます.カルコブリーナ戦で物理防御が重要になります.
※実戦で試しませんが、なくても不要な戦い方も多分できます(カルコブリーナの項参照)
レベルが低いのでカルコ・ブリーナ6体組が強敵になります.砂時計も効きません.6体が割と死ねる威力の物理攻撃を繰り出してくるため、普通の配置をしていると勝てません.カインとセシルをミスリル装備で固めて後列に配置すれば多くのダメージを1に抑えられます(たまに2桁後半が飛んでくるので注意).他のキャラは死んだまま放置.
カルコとブリーナを2匹ずつ地道に倒した後、ダメージを調整し、最後に南極の風などで同時に倒します.(手段は南極の風でなくても良いです)
※試してませんがセシル後列+防御+他のキャラ瀕死としておけば、セシル以外を生きたまま使えると思います.その場合はミスリル装備はカイン持参のものをセシルに装備させればOKです.
南極の風でこれくらいのダメージ
単体攻撃しかないのでフェニックスの尾で対処すればOK
バルナバの物理攻撃が強烈なので、あらかじめセシル以外を瀕死にしておき、セシルを後列に配置します.セシルには防御させ続け、残りのキャラで博士を集中攻撃して倒します.
脅威は序盤のレーザーのみです.連戦で4人は瀕死のはずなので最初だけ注意.
基本的に単体攻撃なので特に問題なしですが、物理攻撃に対してファイラが発動するので攻撃手段が限られます.SFC版ではジャンプでカウンターが発動しないのですが、ピクセルリマスターではカウンターが発動します.それでも通常の低レベル攻略であればカインの氷の槍で大ダメージが与えられるので、有効だったはずですが初期レベルのカインでは大したダメージが入らないので使わない方が無難です.
エッジのすいとんをメインにエーテルでMP回復しつつ攻撃します.エーテルがそれなりの数必要になります.万が一パーティが全滅寸前に追い込まれたらボムのかけらなどで攻撃するとレイズで復活させてくれます.ボムのかけらをこの先使う場面もないので、フェニックスの尾の節約になります.
本攻略では経験値を獲得しないので何体倒しても大丈夫です.ダメージ4300超えると変身されて厄介なので、ダメージを調整して一気に倒してしまいましょう.エッジの物理攻撃で十分なダメージが入ります.
物理攻撃がきついので瀕死+セシル後列防御+かばう作戦です.エッジは一度倒されるまではエルメスの靴+バッカスの酒を使っておくと良いでしょう.壁がせまってくるまでに倒すことはできないので、クラッシュダウン地獄は受け入れます.セシル以外が喰らってもフェニックスの尾で復活させるだけです.セシルがくらうとまずいですが、そのときは2人がかりでフェニックスの尾→ハイポーションを使って立て直す必要があります.攻撃力の低いキャラは無暗に攻撃せずに回復用の待機係にしておいた方がいいです.
フースーヤが仲間になります.月のカーテンや星の砂を集めたい場合(フィールドのユカリョーテ・プロカリョーテ狙い)はフースーヤがいるうちの方が多少楽です.が、結果としては特に必要はありません.
通して物理攻撃がきつく、カイナッツォは速攻で抜けないと大津波でパーティが半壊します.ピクセルリマスターでは直前のセーブポイント付近のショップで神々の怒りなどのラ系魔法相当の攻撃アイテムが販売されてるので買っておくと良いでしょう.ただ月のカーテン(宝箱から1つ入手可能)があれば、それすら必要ありません.
セシル・フースーヤ・エッジを後列にしセシルは基本防御させます.プロテス全体・フースーヤにヘイスト・フースーヤに月のカーテン使用をしたら準備は完了です.その準備の間にローザ・リディアは殺されてることが多いので、復活させれば瀕死状態になりかばってもらえます.
スカルミリョーネはファイガ(9999ダメージ)を2回入れます.ダメージ20000で移行なので、その間他のキャラは攻撃をせず、最後にファイガをもう1回入れること、次のカイナッツォフェイズのHPを大きく削ることが可能です.
カイナッツォはサンダガ、神々の怒り、らいじんなどで攻撃します.うまくいけば抜けることも可能だと思いますが、フースーヤ1人になってもまあ大丈夫です.
バルバリシアについては、ピクセルリマスターで弱点がなくなっているのでフレアで攻撃します.月のカーテンで物理攻撃がフースーヤに当たらないのでほぼ無敵ですが、ルビカンテ移行のタイミングには気をつけましょう.
ルビカンテはブリザガで攻撃します.フースーヤがある程度HPを保ってれば大丈夫です.エリクサーなどもこの後使う予定がないので使ってしまって大丈夫です.
ここからが本番です.FF4のやり込み/しばりプレイで何をやるにしても、壁となるゼロムスですが、初期レベル攻略だとカインのHPが190しかないので、バイオやメテオに耐えられなくなります.そのため従来の攻略方法そのままでは通用しません.
さらにSteam版に比べて敵の行動が速くなっている(ATB挙動が変わってる?)のに加え、カインの素早さが1/3程度になってるためその対策が必須となります.
素早さを補正する装備としてカインが装備可能なのは以下です.
Lv10カインの素早さは11.Steam版低レベル攻略時のカインは素早さ32.その水準を求めるとアダマンアーマーが必須となります.この時点で一度は絶望したのですが、よく調べてみるとピクセルリマスターではプリンプリンセスのドロップ枠が「4/256の枠」から「44/256の枠」に移動しているという報告がありました.アダマンアーマーは実績/トロフィーの対象となってるので、制作陣の計らいで条件が緩和されたと見て良いでしょう.
プリンプリンセスのアイテムドロップ率が15/256なので、1匹を1回倒して落とす確率は
15/256 × 44/256 = 約1%(従来0.1%)
必ず5匹組で登場するプリンプリンセスは一度の戦闘で落とす確率は
1 - 0.99^5 = 約5%(従来0.5%)
となります.5%もあれば十分すぎます
あとは攻略法を構築するだけです.
ステータス異常を防ぐために全員豚にします.ダメージを受けにくい序盤地域あたりで変化のロッドを味方に使えばOKです.続いて、物理攻撃に対処するためにセシル以外を瀕死にします.
あとはときどきセシルのHPを回復してやりながらほぼオート戦闘で大丈夫です.1回の戦闘に17~19分ほどかかりますが、何か他の事をやりながら出来ます.動画見ながらとか出来ます.お金が有り余ってる場合は時短で風魔手裏剣を投げても良いでしょう.
実戦では17回目の挑戦、85匹討伐でドロップしました.これでアダマンアーマーを入手しました.クリスタルリングも条件緩和されたのではないかと調べてみましたが、どうもこちらは昔のまま(入手確率0.1%)のようです.
経験値0倍なので「ユカリョーテ・プロカリョーテのドロップ狙い」も検討しましたが、やはりフェイズから盗むのがはやいです.色々な戦術を試すつもりで多めに集めましたが、5個あれば十分です.
フェイズが自身にリフレクをかけたら波動の杖でリフレクを解除します.するとそのまま各種魔法を自身にかけて自滅していきます.敵から一切攻撃を受けることなく盗むに専念できます.
通常の低レベル攻略なら盗み終わったらテレポで逃走する必要がありますが、このまま倒してしまって構いません.なんなら倒せば一応ドロップチャンスです.確率2.9%だけど.
1戦闘6~7分で、1~3個程度カーテンを盗めます.
使ったり使わなかったりした調査メモ.
Steam版に比べて敵の行動が速くなっている
この結論に至るまでにいくつか調べましたが、今のところATB挙動が変わってると考えています.Steam版低レベル攻略時と同等の素早さでもゼロムスが2倍程度行動できます.他のボス戦でもやたら殴られると思ってましたが、ゼロムスでだいぶ確信になりました.
素早さが変わってもジャンプの滞空時間が変わらないことが観測され、それ自体は理由を考えても納得のいく仕様でしたが、滞空時間固定と考えるとゼロムスとの相対時間がSteam版と違いすぎます.
バトルスピードで相対速度はわずかに改善する
「攻略テクニック」の項目に書きましたが、バトルスピードを速くするとゼロムスに対する相対速度がわずかに改善します.ただし入力遅れしやすくなる原因になるので自信がない場合はほどほどにした方が良いです.
まさむね(ヘイスト)を試してみる
最終的に使いませんでしたが、タイダリアサンを倒してまさむねを入手すればエッジがヘイストを使えます.エルメスの靴は自分にしか使えないので手数の自由度が違います.ついでにエッジに素早さ+3補正がつけられます(猫の爪の方が良いけど).ブラックホールで消えてしまうので最初を乗り切るくらいにしか使えませんが、それでもバトルスピード「速い」と組み合わせれば、クモの糸1個で第2形態まで進めることは可能です.
タイダリアサンはカインの装備を固めて後列にし、大津波×2→物理攻撃→物理攻撃→物理攻撃→大津波→物理攻撃→物理攻撃のローテーションにあわせてジャンプするだけです.
クモの糸の重ね掛けが有効である
今回のゼロムス戦で最も重要な事項です.オリジナルのFF4はプロテスなど多くの魔法の重ねがけが有効でした.ピクセルリマスターではそれらはパラメタの加算ではなく、ステータス変化の仕様に変わっているので重ね掛けは無効になっています.ましてオリジナル版時点でクモの糸は1回分で重ね掛け最大効果だったと言われてるので、なおさら意味ないだろうと1回しか投げてませんでした.
ところが序盤(最初のビッグバーン前)の行動で手持無沙汰になったキャラに2個目のクモの糸を投げさせたところ、そのあとのタイミングがすべてずれました(そしてその回はそのまま全滅しました).試しにクモの糸を3回投げたところ、壁であった2回目のビッグバーン越えに難なく成功しました.そのまま検証を進めたところ、第2形態フレアを越えるためにクモの糸4個必要であることが判明し、それが最終的に必要な個数になります.
アヴェンジャーのバーサク効果が発動しない
これはしげるさんの動画を見て知ったものです.
アヴェンジャーは装備するとバーサク効果が発動するので、素早さ補正が+10もあるとはいえ制御不能になるのでそのままでは使えません.その状態で戦闘不能にして復活させても、波動の杖(ディスペル)を使っても解除できません.豚にしておくことも考えましたが、そもそも冒頭イベントで一度戦闘不能→全快の処理が入るので豚は解除されます.
というわけでゼロムス戦で試すことすらせずに「ダメか…」と思っていたのですが、なんとまさにその冒頭イベントを挟むことによってアヴェンジャーを装備しているのにバーサク効果が発動してない状態でバトルを開始できるのです.このイベントはバフ・デバフ全部クリアされてしまうのでしょうか.
結果として力補正もあるのでジャンプでのダメージも大きくなり効率も良くなりました.
クリスタル使用前の味方バフは残る
わずかしか稼げない、安定させるのが難しい、そもそもバフが不要になった等の理由で使いませんでしたが、バフ→暗黒回帰を使われる前にクリスタルとすれば一応少しだけ稼げます.
カインの装備をアヴェンジャー、黒頭巾、アダマンアーマー、パワーリストにします.またエッジも猫の爪などできるだけ素早さ補正のある装備にしておきます(黒装束は未入手です).エクスカリバーは装備せず外しておきます(終盤に投げる可能性がわずかにあるため).
全員のゲージがたまったらクリスタルを使用し、その効果中にエッジがクモの糸1個目を使います.カインにまわしておきカーソルをジャンプにあわせておきます.クモの糸のカウンターでフレアが来ますが、カインに来たらリセット(成功確率80%)
ATBゲージが(何もしない)で一度止まります.左端から(何もしない)までの位置を1.0としたときに、そこからさらに0.5ほど進んだところでカインにジャンプさせます.速すぎるとビッグバーン前に落ちてきて、遅すぎると2回目のビッグバーン前にジャンプができません.
ジャンプのモーション中にリディア・ローザはクモの糸を入力します.フレアが返ってきますが、実はエッジにもう1回コマンドがまわってくるので成功確率はまあまあ高いです.セシルはコマンド入力が間に合いません.セシルの素早さを少し盛ることができれば成功率はもう少し向上できると思います.
序盤の成功確率を計算してみます.
1個目カウンターがカインに来た場合(1/5)、失敗.
1個目カウンターがセシルに来た場合(1/5)、残り3人で2個を確実に投げることが可能です.
1個目カウンターがセシル以外に来た場合(3/5)、セシル以外の残り2人で2個を投げる必要があるため、2個目のカウンターが投げたキャラ自身またはセシルである必要があります(2/3).
したがって 1/5 + 3/5 × 2/3 = 60%となります.
成功した場合、オート入力(最速入力)で2回目のビッグバーン(第1-2形態の最初のビッグバーン)もぎりぎりジャンプで回避できます.これでクモの糸3個の状態で次へ進めます.まれに4個投げることも出来てしまいますが、ジャンプしたカインがビッグバーンをくらってしまうので、3個投げ終えた状態でエッジにターンがまわってきたら何か他の物を投げておくのが良いと思います.
このフェイズの肝は2回目のビッグバーンとバイオを1回のジャンプで一気に回避することです.クモの糸1個の状態だと普通に振動にあわせてジャンプすれば回避できますが、3個4個の状態だとコツがいります.私は自分の中でそれぞれ振動が終わってから一拍、二拍おいてからジャンプしてましたが、ここは完全に個人の感覚になります.
最初に(第1-2形態)に移行して最初のビッグバーンを越えた直後はその問題のジャンプの直前です.一拍おいてからジャンプしてバイオの直後に着地します.その後最速入力でエッジを蘇生させ、次にカイン→ジャンプ、エッジ→クモの糸(4個目)を投げます.ここ実は入力が間に合わないと思ってたので、しげるさんの攻略を見て「間に合うのか・・・」と思ったポイントでした.ただ実際にやってみるとバトルスピード「速」では私の腕では間に合いませんでした.幸いバトルスピード「普通」に変更したところ、他への影響もほぼないまま私の腕でも入力が間に合いました.
それ以降はクモの糸4個の状態です.ローテーション1回目と3回目は振動中にジャンプを入力します.2回目はバイオも越えないといけないので、二拍おいてからジャンプしてました.理論的にはバイオ後1回「たたかう」をしてからジャンプしても間に合うとは思いますが、バイオ越えジャンプのタイミングに集中するため、あえてジャンプのみでダメージを与えていく方針としました.また第2形態移行の瞬間を「ジャンプ」で終えたいというのも理由のひとつです(直後にオートを使うため).
ピクセルリマスターではゼロムスに9999回復の表示が出るのでこれで移行が確認できます.ここからはダメージ計算を行いながら進めます.
移行直後はオート入力で最初のビッグバーンを越えることができます(クモの糸3個以上必要).さらに着地してもう一度ジャンプしてフレアを回避します(クモの糸4個必要).あとは順当に振動とブラックホールにあわせてジャンプしていればダメージを蓄積していくことができます.
問題は第3形態のメテオモードです.メテオは800~1200ダメージ.HP190のカインではどうにもなりません.しかしFA封じが執拗に対策されているピクセルリマスター(※FF5FF6でいやというほど体験)では、オリジナル版のようにカウンターだけで倒せば第3形態に移行しないなどという都合のよい未来は望めません.
第3形態移行直後にひとつめのメテオは発動するので、私の最初の案はフレア後に、エッジ蘇生→カインジャンプ+包丁投げ(6400程度のダメージ)→あとはメテオモードをジャンプだけですべて回避というものでした.Steam版では連続メテオ回避できていたので、相対速度が適切なら可能性はあると踏んでいました.あとはどこまで調整か…と考えていました.
ところが私がここにたどり着いた時点ですでにクリアしていたしげるさんの動画を見ると、第3形態移行後にやたらと余裕があります.全員蘇生・全員カーテン・総攻撃…ゼロムスがまったく動いてないのがおかしい.実際に自分で体験してわかりました.なんとカウンターで第3形態に移行後、こちらがゼロムスに対してアクションするまではゼロムスは行動しません.しかも最初のアクションにはカウンターすら発動しません.FA封じ対策で行動をいじった影響でしょうか・・・? それならばさすがにしげるさんの方法の方が良さそうなので、私もそれに倣って採用させてもらうことにしました.
しかし実戦では結局違うパターンで倒すことになったのです.(実戦編へ続く)
ここに入る前に倒したい.けどSteam版と同等の相対速度であればジャンプ連続回避はある程度いけそう.
何十回目かの挑戦ですが、成功時の実戦ダイジェストです.バトルスピードは「普通」.
第1-1形態は無事に一つ目のクモの糸がセシルにヒットして、序盤成功確定となりました.その直後のジャンプタイミングはエッジのゲージがこれくらいで飛んでます.
第1-2形態では最初のバイオを避けて、エッジ蘇生チャレンジをしましたがクモの糸入力が間に合わずエッジが犬死になりました.幸いカインのジャンプは入力が間に合っていたので、次のループでやり直すことにしました.2回目の挑戦は無事成功し、そのまま第2形態へ.
第2形態で51500ほどダメージを与えた状態でブラックホールを受け、ここからが最後の仕上げ.カーテンをカインにかけてフレア反射をし第2形態と第3形態の狭間に突入.全員蘇生させて、全員にカーテンをかけ(たつもりになって)、全員のゲージをためてから、しげるさんの方法に倣い攻撃アイテムで攻撃してフレア反射+包丁投げを狙います.
あ、入力間に合ってなかった.
…というかそれ以前に一人リフレクかけ忘れてて反射できてない.
(実はここに到達するのが初めてだったので確認ポイントが抑えられてませんでした…)
ん?
カインが運よく生き残ってるじゃないか.これは完全に運.
となれば、最初の案の通り、ここからジャンプ連打でメテオ回避しながら倒せるかも・・・
倒せました.
最後はガバガバだったものの、それでも意外と何とかなりました.
どうせSteam版と同じものだろうと買う予定のなかったPS4版ピクセルリマスターでしたが、コンフィグひとつ追加されただけでまんまと買ってしまい、まんまと楽しんでしまいました.ATBの挙動が機種で全て異なるのは毎回のことですが、まさか同じ「ピクセルリマスター」で挙動がこんなにも変わるとは.本当に繊細なシステムだったんだなと思います.
今回は記録にはなりませんでしたが、これはしげるさんの攻略速度があっぱれでした.実質4日間くらいでしょうか.FF4の低レベルはあまり寄り道が必要ないので短時間で済むものではあるのですが、ゼロムス戦の詰め方が速すぎる.
これで低レベルクリアを行った機種はSFC=PS、WSC、GBA、DS、PSP、ピクセルリマスター(Steam)、ピクセルリマスター(PS4)となりました.
動画も録画はしてありますが、第2形態でダメージ与えるたびにポーズかけて計算してるので大変見苦しい動画になっています.しげるさんの動画が世に公開されてるわけだし、今回は公開の必要はないかなと思っています.
下記情報を参考にさせていただきました.ありがとうございます.
おなじみの遠藤さん、St.Mさんに加え、今回はしげるさんの動画を参考にさせていただきました.
遠藤慎悟さん | 各種解析データを参考にさせていただきました |
St.M(旧サンタマリア)さん | 『低レベル+回復アイテム使用回数3回+α』を参考にさせていただきました |
しげるさん | PS4版ピクセルリマスターにおける最初の初期レベルクリア達成者.4個目クモの糸使用タイミング、アヴェンジャー有効性、第3形態対策を参考にさせていただきました(クリア動画). |
このページに掲載してる画像・動画はスクエニのガイドラインに則って掲載しています.
『ファイナルファンタジーIV』
© 1991, 2021, 2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
LOGO ILLUSTRATION:©1991 YOSHITAKA AMANO
This page is written by NYUSUKE | にゅすけ的やり込み攻略 > FF4 > FF4PR初期レベルクリア |