デスピサロ |
ステータス |
HP 7500 |
行動 |
完全2回行動 打撃、ドルモーア、マヒャド、痛恨、凍てつく波動、スクルト |
理論(作戦1)
デスピサロには他の魔王(Lv1)にはない要素があります.凍てつく波動!
これだけでスーパーハイテンション(SHT)でしのぎつつカウンターでダメージ蓄積という手が使えません.
困った.
しかし凍てつく波動の使用は比較的低確率なので、速攻戦術で何とかならないか.
最も威力が高いと思われるのはゴールドシャワー(SHT2570ダメージ、HT2200程度).
テンションバーン→大防御でHTorSHT→ゴールドシャワーを3〜4回くらい使えば倒せる計算です.
実戦(作戦1)
うん、無理.
25回挑戦したが、最初の一撃が精一杯です.使ったターンに大抵殺されます.
そもそもデスピサロの最も多い行動が「打撃×2」なのに、これを喰らったら死ぬという時点で詰んでます.
ミラーアーマーなどで確率を上げようと試みましたが、耐性が下がる上に反射確率も低いのでいまいち.
理論(作戦2)
SHTが使えないということは最も多い「打撃×2」の攻撃に耐えられません.
少し原点に立ち返って考えましょう.なぜSHTが必要なのでしょうか?
打撃×2自体は「天地の構え」「受け流しの構え」などで完全回避+カウンターができます.
カウンター主体の戦術であれば打撃の問題はかなりクリアされます.
問題となるのは
・天地の構えで消費したMPをエルフの飲み薬で回復するターンが無防備
・呪文のダメージを半減できないので蓄積ダメージが増えて癒しの腕輪では間に合わない
・でも呪文を防ぐためにミラーシールドを使ったら、使うターンが無防備
・ミラーアーマーは死ぬ確率を多少軽減できるが、低確率の上に耐性が消える
特に最初が致命的ですが、なんとなく手持ちの装備品をながめてたら使えそうなものがありました.
不思議なボレロ
受けた呪文のMPだけ回復できるという便利な装備品です.試したところ期待値的には天地の構えの消費MPに対して十分な回復を受けることができます.これさえ装備してればMPに困ることはなさそうです.
これで2〜3回試したところ、カウンターだけで累計3500ほど与えられることを確認しました.試行回数を増やせばなんとかいけそうです.ただ体防具による耐性ダウンなどが響き、呪文、特にドルモーアによるダメージが脅威になりました.装備は闇耐性を中心に、そのほか少しでも確率を上げるためにいろいろと実験してみました.
消費MPの問題が軽減されたので「受け流しの構え」で他の武器も選択肢に入る.
→武器の攻撃力自体は影響されるが、特殊能力(魔神の金槌の会心、奇跡の剣の回復)は発動しない
うーん、これが可能ならばかなり戦術の幅が広がったし、他のやりこみへの応用範囲も広そうだったのだが.
バトルマスターの秘伝書
→カウンターでは2回攻撃が発動しないようです.数百ターン一度も発動しませんでした.
戦士の秘伝書
→「〜構え」は元々カウンターだが、防御・大防御時はごくまれに発動する.しかし確率はかなり低い.
盾の秘伝書を使わない選択肢
→痛恨は構えで返せない
痛恨のターンも攻撃に転化できるなら、秘伝書なしの方が勝率が上がると思ったのですが….
そういうわけでことごとく失敗.かろうじて戦士の秘伝書は無いよりマシという感じ.「構え」だけなら必要ないと思われるかもしれませんが、実は今回の戦術は大防御が必要です.なぜならデスピサロにスクルトがかかってる間はカウンターでダメージが入らないので、与えるダメージと受けるダメージのバランスが大きく崩れます.その間は大防御による呪文軽減の方が効いてくるケースが確率的に多いです.最も大防御中に「打撃×2」を喰らうと55程度のダメージをくらうので、癒しの腕輪2ターン以上分のダメージをくらってしまうので難しいところです.またケースとしては少ないですが、MPの残りが少なくなったら大防御でMP節約&呪文待ちをすることもあります.
ただドルモーアがいつ来るかは完全にランダムなので、最終的には運です.
したがって行動の選択肢としては以下のようになります.
通常時
・天地の構え
・直前のターンで「ドルモーア」が続いてるようなら大防御
デスピサロがスクルト状態
・大防御
・直前のターンで「打撃×2」が続いてるようなら構え
MPが足りなくて(60以下)、自分のHPが多めのとき(200以上)
・大防御
瀕死でどうしようもないとき
・天地の構え
「直前のターンで〜」が意味不明かもしれませんが、DQ9は比較的乱数が偏っているようで、似たような行動を連続ですることが見受けられたのでこのようにしました.最終的には私のカンになります.
実はこの戦術の成功を握っているのは「会心」がいかにでるかです.会心が多めに出れば倒すまでのターンが大幅に減らせます.というわけで瀕死時に会心の確率が上がるレンジャーの秘伝書を持たせておきます.
実戦(作戦2)
累計35回目の挑戦で6938ダメージを与えたところまで確認.
あと500程度でもう少しだったのですが、結構運は良かった方だと思うので倒しきれなかったのが残念.
しかしこのあと数回1000程度で全滅して心が折れかけました.
もう少し勝率が上がる方法がないか考えます.
理論(作戦2改)
最後のあがきとして、武器を強化することを考えました.これまでは明王の棍を使ってましたが、まだ上位の武器は存在します.なぜそれを使わなかったかというと、これより上位の武器はギャンブル錬金になるからです.最上位の武器を作るのは、正直時間がすごいかかりそうだったので出来ればやりたくはありませんでした.アイテム集めが大変な上に低確率錬金….むろんセーブデータバックアップツールを使えば事実上100%成功しますが、これはTool-Assistにあたると考えます.単にセーブデータを残しておくこととは意味が全然違います.却下.
ただよく考えたら失敗しても、武器性能は上がるので錬金すること自体は有効そうです.というわけで、錬金に挑みました.やはり最上位のものを錬金することは出来ませんでしたが、「菩薩の棍」を入手.明王の棍よりは攻撃力が大幅にあがってます.35回目の6938と同じもしくは少し劣るパターンであっても倒せる計算になります.
というわけで、これが最終戦術となります.
準備
レベル1 パラディン |
ステータス |
HP 336 MP 131 素早さ 204 身の守り 222 攻撃力343 守備力 345 |
装備 |
ぼさつのこん、ロトの盾、竜戦士の兜、不思議なボレロ、げんまのこて、竜戦士のズボン、竜戦士のブーツ、いやしのうでわ |
アイテム |
棍の秘伝書、盾の秘伝書、戦士の秘伝書、レンジャーの秘伝書 |
受けるダメージはドルモーアで53〜91、マヒャドで52〜60です.
戦術
理論の項に書いたとおり、以下のように行動します.
通常時
・天地の構え
・直前のターンで「ドルモーア」が続いてるようなら大防御
デスピサロがスクルト状態
・大防御
・直前のターンで「打撃×2」が続いてるようなら構え
MPが足りなくて(60以下)、自分のHPが多めのとき(200以上)
・大防御
瀕死でどうしようもないとき
・天地の構え
実戦
累計52回目、戦術確定後27回目(多少の装備変更あり)の挑戦で撃破
1回の試行に30分かかるのに、安定しないなんて….きつかったです.
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