過去の一言
2002/02/26(火) 第34回 雪山奮闘記 序の口編
本日未明、岩手県の安比(あっぴ)高原から帰ってきました.22日(金)夜→26日(火)早朝で実質3日、雪山にてスノボやってました.ネタはいくつかあるので、しばらくはここを毎日くらいのペースで更新するかもしれません.・・・しないかもしれませんが(ぉぃ)
夜行バスに乗って到着した初日の朝です.レンタル屋でボードを借りてから宿へ行き、早速すべる準備をすることにしました.
前日にちゃんとチェックしたので全部持ってきている・・・つもりでした(笑) ・・・ウェアの下(ズボン)がありません.「さすがにジーパンでは寒いだろうなぁ」(<当たり前)とか「ジーパン2枚重ねてもダメだろうな」とかアホな代案しか思い浮かびません.この期におよんで余裕たっぷりです(謎).
で、結局宿で貸してもらいました.スキーウェアの下を.もちろん上に着るのはボードウェアの上です.奇妙な組み合わせになってしまった(泣).色も白と黒を基本としたボードのウェアに対して、真っ赤なスキーウェアで、絶妙なバランスです(死
しかもレンタル料1日1000円です.友人はレンタル屋でウェアを1日700円で借りてました.・・・なんでウェア持ってないヤツより金かかってるんだ!「ボードはともかくウェアは買ったほうがいいよ」とか偉そうに言ってた(<こんなことで偉そうにするなよ!)矢先だけに少しへこみました.
しかしこの出来事は、その後のことに比べれば大したことではありませんでした.
2002/02/27(水) 第35回 雪山奮闘記 自然の脅威編
スノーボードというものは両足を固定するものなので、リフトに乗るときは片足をはずさないと歩くことさえ出来ません.したがって毎回、すべる前に装備する必要があります.このあたりが面倒くさいですね.まあ、ゴンドラに乗るときはスキーの人もスノボの人も全部外さないといけないので、関係ないんですが.
その日は頂上では風が強く、ボードを足にくくりつける作業中も容赦なく、横から雪のかたまりが殴りつけるように飛んできます.この雪のかたまりは雪だるまの原理で出来たかたまりだと思われます.つまり、
という見事な論理展開が成り立ちます.
あれもやっぱり痛いんでしょうか.
2002/02/28(木) 第36回 雪山奮闘記 ボードが壊れる編
朝から夕方まで飲まず食わずで滑っており、もうくたくたの状態のときにその事件は起きました.ゴンドラで頂上まで行き、いつものようにフンコロガシのフン雪のかたまりに耐えながら(第35回 雪山奮闘記 自然の脅威編 参照)ボードを足に取り付けます.
立ち上がった瞬間、いつもと様子が違うことに気づきました.
4つのボルトで板に貼りつけられていたはずの足を装着する金具(というかプラスチック)は、もはやボルト1本でくっついてる状態です.ぐらぐら.
「ははは、見ろよ.なんか足が自由に動くぞ」
・・・おいおい.
滑ることが出来ない状態になっていることに気づいてるか?(あまりわかってませんでした)
あー、そんなにぐらついてる部分を動かしたら・・・
パキッ!!
取れてしまいました(笑).
ボードが壊れては、さすがにどうしようもありません.仕方ないので下りのゴンドラに乗せてもらうことにしました.「これはこれであまりできない体験だぁ」とかきわめて前向きな姿勢でゴンドラに向かいました(笑).
しかし、このとき次なる罠が待ち構えているとは知るよしもなかったのです.
2002/03/01(金) 第37回 雪山奮闘記 下りのゴンドラ編
そもそも、なぜボードのボルトが1つになるまで気づかなかったのか.一日滑っただけで3つも取れるか? 最初からボルトが少なかったんじゃないのか? そうやって追加料金を取ろうというレンタル屋の陰謀か!? ・・・そんなことを考えつつゴンドラ降り場まで到着しました.
時間はゴンドラ運行時間終了まぎわ.どうするかはとりあえずゴンドラに乗ってから考えるとしよう.というわけで、単刀直入にゴンドラの係りの人に事情を説明して、下りのゴンドラに乗せてくれと言ってみました.すると・・・.
「どちらのゴンドラですか?」
・・・は!?
これは予想してない返事でした.
「青と黄色のゴンドラのどちらですか? 間違った方のふもとまで行くと戻れませんので.」
・・・えぇっ!?
そんなの覚えてるわけねーよ・・・ <そうか?
たしかに頂上には2つのゴンドラ降り場があります.その2つは別のふもととつながっているのです.しかし、どちらのゴンドラにも乗った覚えがあるので、どちらが入口のあったゴンドラかなんか覚えてません(だめ).仲間に連絡を取ろうにもおそらく、ちょうど滑ってる最中であることが予想されるので、連絡は取りにくそうです.そして何より現在時刻は運行終了時間まぎわです.も、もしやこれは究極の2択ですか?
もういいです.
ネタは十分です.
そろそろ無事に帰してください.(笑)
・・・その瞬間、先ほどすべろうとしていたコースの名前だけは覚えていたことに気づき、ようやく下りのゴンドラに乗ることが出来ました.下りのゴンドラは人が乗ってるはずもなく(当たり前)、ゆったりとくつろぐことができました(爆).ちなみに翌日ボードは無料で交換してくれたのでレンタル屋陰謀説は違ったようです(笑).
2002/03/02(土) 第38回 雪山奮闘記 食欲と睡眠欲編
「今日の一言」はじまって以来の連日連載記録を更新中です.今日で5日連続です.しかし内容はいまだに雪山初日の話しかしていませんね(笑).5日目の今日も初日の話です.
無事にふもとにたどりついたところで仲間と合流.いい加減、腹が減っているので遅すぎる昼食をとります.時刻は16:30.あっという間に消化.食べたら眠くなるのは自然の摂理.(<摂理・・・って言葉の意味わかっとんのか?).でも世間一般での常識によれば「雪山で寝ると死ぬ」そうなので、ここはガマンしておくことにします.<いや、お前がいるのは建物の中だろ!
さて、宿に到着したら今度は夕食です.時刻は17:30.って、昼食から1時間しかたってないんですけど・・・.
適当に食べて風呂に入って、19:30に倒れるように就寝.
・・・・.
目が覚めるとまだ薄暗い.
寝た時間が早いから、きっとまだ薄暗い早朝なのだろう.
「今日は昨日のようなハプニングのない平和な日だといいなぁ」
と、決意を新たにしてみたりする(謎).
「何時だろう・・・」
時計を見る.
23:30
「平和でない日」はまだ終わっていませんでした(爆)
2002/03/03(日) 第39回 雪山奮闘記 道なき道編
6日連続.いい加減毎日書いてると、もともと低い内容の質がさらに悪くなってるような気がします.でもまあ「雪山奮闘記」全体で1回分だと思ってください.今回は2日目を飛ばして3日目(最終日)です.飛ばす理由はネタがないからです.
いや、ホントに読むのが面倒になってきたら読まなくていいですよ.貴重な人生の時間をこんな駄文に費やすことはないです.そーゆーつもりで書いてるので.・・・って、ダメじゃん.
3日目は基本的に単独行動でした.昼食どきに仲間と合流して食事をして再び分散です.ひとり悠々と、無難に、そして平和に、初級者コースを下っていました.・・・正確には、そのつもりでした(笑).
平和に初級者コースをすべっている(つもりの)オレ.
突如、前方に小高い山を発見!!
「あれ?」
それは明らかにジャンプ台でした
「げ! 上級者コースを滑れないようなヤツにそんなアクロバティックなことができるわけないだろ!!」
あわてて横に回避するオレ.
「ふーっ・・・」
コース中にはいくつか分岐点があります.当然、道など覚えずにすべっていたため、その場で思いつくままに方向を決めます.そういえば、やたらと木の密集したコースを通ったような気がします.<そこで気づけ!それは正規のルートじゃないだろ!!
「おかしいなぁ、なんで初級者コースにジャンプ台があるんだよ.」
おかしいのはお前の頭だ・・・
教訓:道はしっかり把握しましょう.
そして本旅行最大の悲劇は用意周到にも最終日の最後の最後に起こりました.そんなお膳立て、いらんちゅーねん.次回は感動の最終回(笑).
2002/03/04(月) 第40回 雪山奮闘記 紛失編
1週間を費やしたこのシリーズもいよいよ最終回です.初日だけに5回分使ってしまったときは、どうしようかと思いましたが、もうネタもないので終わります.全部、読んでしまった方、ご愁傷さまでした(笑).
最終日(3日目)の夕方といえば、帰りの準備.まったく連想になってない気がしますが、とにかく帰りの準備です.普通なら「いろいろあったけど、楽しかったなぁ」「少しの間は筋肉痛がきついだろうな」などと、とても平和なことを思い浮かべながら終わるところです.
ふと異変に気づきました.ない・・・. なんや、またリフト券なくしたんか? 2日目にもそんなこと言うてたな.もう使わんから、いらんやろ. いやそうじゃなくて・・・. またボードのボルトでもはずれて、ボルトなくしたんか? んー.惜しい!いや惜しくないな.(錯乱)・・・と頭の中で、エセ関西弁で一人問答してしまうくらいの勢いであせりました.
今回の旅行は、いろいろなものをなくしました.実は2日目にもリフト券をなくしかけてました(笑).しかし今度紛失したものは比ではありません.なんと定期入れです.
かばんの中身をぶちまけてもない.ウェアやコートの中身をひっかきまわしてもない.おかしいなあ初日に宿についた直後にかばんの中にきわめて無造作に放り込んで置いたのに.<そら、あかんわ・・・
「定期入れなくなったみたい・・・」
友人「またかよ・・・」
「またかよ・・・」「またかよ・・・」「またかよ・・・」「またかよ・・・」「まだかよ・・・」 …最後のは少し違いますが(笑)、頭の中でその言葉がエコーします.あー、すんません.この度はまことにご迷惑をおかけします.でも、ないものはないんだよ.まぁ、その後苦労するのはオレだから許してください・・・.>一緒に行った人たち
一応、宿の人にも見つかったら連絡してくれと言っておきましたが、何の連絡もありません.とりあえず財布は別にあるので、金とかの心配はないのですが、失ったものは買って1週間もたってない3か月分の定期券(24630円)(泣)、学生証、更新期間に突入している自動車免許証、そしてお気に入りの路線図(笑)です.
うむぅ.身分を証明するものを一気に2つ失ってしまった.まぁこいつらは再発行してもらうしかない.定期は・・・買いなおすか・・・痛い出費だ.今回の旅費が一気に1.5倍くらいになってしまいました.(大泣)
これにて 雪山奮闘記 全7回 【完結】 おつかれさま〜.
2002/03/11(月) 第41回 雪山奮闘記 後始末編
さて「おいおいこのシリーズは終わったんじゃなかったのか?」という人、よくよく見てください.定期の紛失とか、学生証の紛失とか、免許の紛失とか、免許の更新とか、さまざまな傷跡を残していることに気づくでしょう.<免許の更新は違うだろ!
これを解決せずして、何が「完結」なのでしょう.カン違いも甚だしいとはこのことです.<書いたんはお前やろ! ところで「はなはだしい」は「甚だしい」と書くのですね.こんな漢字読めないです.勝手に変換すんなよ.「オレの知ってる漢字だけ変換してくれ!」とか文句を言ってても仕方がないので、本題に入ります.(笑)
そういうわけで、とりあえず先週の月曜日に学生証の紛失届を書いたわけですよ.学生証がないと定期が学割で買えないので、当然切符です.てくてく往復980円もかけて学校に行ったわけです.そしたら
とか事務の人に言われたんで、後は学生証を受け取るだけです.これが1週間前の出来事.
明日・明後日と入試(後期試験)があるので学校にはあまり行きたくありません.行くなら今日です.幸いにして今日はちょうど1週間後です.というわけで、再び往復980円もかけててくてく学校に向かったわけですよ.こっちは定期がなくて「まるで足をもがれた猫」のように、移動ができなくなってるんでなるべく早く欲しい状態です.ところで、足をもがれた猫…って普通死んでないか?・・・あー.ホントは何でしたっけ? 羽をもがれたイカロスでしたっけ? まあ大差ないですが.
んで、まあ事務に行きました.
おいおい、1週間で出来るんじゃなかったのかよ! こっちは往復980円かけて受け取りに来てるんだぞ!期間の見積もりってのは余裕を持ってやるもんじゃねーのか!それが客商売だろ!・・・客商売か?
とりあえず今週中には出来上がるらしいという情報だけ得ました.今週の金曜日は飲み会の用事が入ってるので、そのときにもらうことにします.
やっぱり、紛失届けを出すときに「○○っていうマンガ面白いそうですね」「あ、あたし全巻持ってるよ」「えー、ホントですか??」とかいう事務の方々の会話を聞いたときに不安に思うべきだったのだろうか(笑).