過去の一言

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2003/04/27(日) 第153回 奇妙な郵便物

 本日、奇妙な郵便物が届きました.

 AIR MAILと書かれたその封筒の切手欄にはとある国名が書いてありました.

 

PAPUA NEW GUINEA

 

 そう、パプアニューギニアです.もちろん、心当たりなんて微塵もありません.

 封を開けてみると中には日本語でこう書かれています.

 

○○様へ緊急メッセージ

 当たりが保証されるというのは良くあることではありません.しかし、あなたはこのチャンスを手に入れることが出来るのです.しかも最高額で3575万円の高額賞金です.

 私どもの当選者調査部から、特別な新しいチャンスをご紹介します.それは「当たり達成保証」と呼ばれ、最高で3575万円もの大金が当たるチャンスがあるのです.そして少なくとも1回、何らかの当たりがあることが保証されています.

(中略)

 どうぞ「当たり達成保証」をご注文ください.申込書と申込金(3000円)をご返送下されば、キャッシュの当たりをお約束いたします.さあ、お急ぎください!チケットは発行枚数に限りがございます.お申し込みは先着順に受けつけさせていただいております.

プライズマスターズ社長
リチャード・ジョーンズ

 

ぶわっはっはっは

 

 要するにこのくじは必ず当たるので、欲しかったら金を払え、ってことです.

 むろん、当たるのは3000円以下の小金でしょう.

 そして、その程度の金ならいらないよ、と申し込んだ人は思うでしょう.

 要するに高確率で一人当たり3000円をだまし取れるという手口ですね.

 

 さらに「枚数に限りが」とか「先着順に」などと書いて

 急がせることにより、じっくり考える時間を与えないようにしています.

 

 さらに社長の名前がどこにでもありそうな名前なところも完璧です.

 

 ちなみにパプアニューギニアから送られていることになっているこの封筒ですが、

 同封されていた封筒の宛先はオーストラリアになっています.

 でも同封するのは日本語の申込書と日本円です.

 

 

 頭の悪い人しか引っかからないのでしょうが、

 結構、蔓延しているところを見ると頭の悪い人が相当数いるようですね.少なくとも儲かる程度には.


2003/05/04(日) 第154回 LaQuaを体験する

 本日、LaQua(東京ドームシティアトラクション)へ行ってきました.

 これは元々「後楽園ゆうえんち」という非常に有名な遊園地がリニューアルされたもので、

 この5月1日にオープンしたばかりです.

 

 最大の特徴は「入園料が無料」ということでして、

 「てくてく千円札一枚を持っていって、アトラクション一つだけ乗って帰る」

 というような芸当も可能で、けっこう画期的なアイディアだなぁ、と感心しました.

 

 GW中ということもあり、当然のことながら混んでいたのですが、

 絶叫系はそれに見合うだけの価値がありました.

 

・サンダードルフィン (1000円)

 ジェットコースター系.高度80メートルの高さから80度で落下したり、
 観覧車の輪の中を通ったりします.最高速度約130km/h.

 

 あとは隣の「タワーランド」コーナーにも行きました.

 

・タワーハッカー (800円)

 高度80メートルから垂直落下.落ちる瞬間、本当に浮遊感が楽しめました.

 

 

 そんなわけで絶叫系は堪能したし、並ぶだけの価値はあったように思います.

 

 ただ、ちょっとした問題がありまして.

 

 サンダードルフィンに乗るためにオレたちは3時間並んだわけですが、

 実は予約するともっと早く、おそらく数十分程度で乗れたんですよね.

 

 

 但し、予約はi-modeでしか出来ません.

 

 

 なんでDoCoMoユーザはそんなに優遇されるんですか.

 ここだけは納得行かねぇ.(一緒に行ったメンバーにi-modeユーザはいませんでした)


2003/05/16(金) 第155回 CD-ROMとCD-R

 今日、会社で同期のデザイナーから「PCがおかしくなったから見てくれ」と頼まれました.

 デザイナーってのは言わば、絵描き屋さんなわけでコンピュータに詳しくないこともあるのでしょう.

 

 どうやら、CD-ROMを読み込もうとして失敗しているようです.

 目の前のエクスプローラには「Audio CD」の文字が・・・.

 ふーん、読み込めてないのかな.

 とりあえずCD-ROMドライブからCDを取り出してみました.

 

 えーと、あれ?なんか焼き跡のないCD-Rです.

 

 「いや、ちょっとデータを家に持って帰ろうと思って・・・」

 

 いやいやいやいや.これはCD-ROMドライブなんですけど.

 

 どうやら、CD-RとCD-ROMの区別のついてなければ

 「焼く」とかそういう概念もないようです.

 話によると自宅のWindowsXPではドラッグすればCD-Rに書き込めるらしいです.

 

 あー.もう、そんな時代なのか・・・.(軽くショック)

 

 しかし会社で使ってるのはWindows2000だし、何よりただのCD-ROMドライブです.

 何も書き込まれてないCD-Rが読み込まれるはずがなければ、書き込むことも当然できません.

 

 デザイナーの人 「じゃあ、どうやって家にデータ持って帰るの?」

 オレ 「フロッピー使えば?」

 デザイナーの人 「???」

 

 横にいた人 「最近のPCって、フロッピードライブついてないの多いよね.」

 

 

 がーん.

 

 むしろ、彼女のような人がコンピュータ使って仕事していることよりも

 フロッピーディスクが完全に過去のものになりつつある現実にショックを受けました.


2003/05/25(日) 第156回 禁句 in web日記

 ウェブサイトで日記を公開している人は多いです.

 大きく分類すると2つに分けられるでしょうか.

 日々のことを書きつらねる「日常系」、ネタで攻める「ネタ系」.

 

 そんな日記ですが、やってはいけないことがいくつかあると思うのです.

 いや、やるのは勝手ですが、見る方はひいてしまうと思います.

 

・アクセスカウンタについて語る

 今日は一日にいくつヒットした、とかそういう話題ですね.

 

 管理人にしてみれば気になるところでしょうが、

 閲覧者にとってはまさにどうでもいいです.

 

 まあ、よっぽど面白おかしく書くというなら話は別ですがね.

 

・知り合い登場的なネタ

 公開している対象が身近な人のみならいいのですが.

 

 リアルの知り合いをイニシャルで複数登場させるのはカンベンです.

 誰が誰か見てて、さっぱりわかりません.しかも大抵面白くない.

 

 まあ、あまりに強烈な個性のキャラなら、それはそれでアリですけど.

 つーか、逆にそこまでいけば面白いけど.

 

・ネタがないことをネタにする

 ネタがないなら書かなければいいんですよ.

 それだけの話です.

 

 もう少し言うのならネタがあるかどうかは、本人の観察力に依存します.

 同じものを見ても、それを面白いネタに出来る人もいれば、何も気付かず素通りする人もいるのです.

 

 「今日はネタになるようなこと、なかったなあ」

 

 それは違う.全然違う.

 毎日ネタ日記を更新している人が毎日奇想天外な出来事に遭遇しているはずがありません.

 本人に観察眼と想像力、あるいは行動力が足りないだけの話です.

 

 まあ「ネタがない」ことを、面白く書けるなら話は別ですがね.

 そんなことが出来る人は、そもそもそんなことはしない.

 

 

 ああ、それから

 

 じゃあ、この日記はどうなのか、とかそういう話は無しの方向で.


2003/06/08(日) 第157回 湯飲み茶碗の満たすべき条件

 湯飲み.それは日本人の心.

 湯飲み.熱いお茶を注いで、くつろぐための必需品.

 湯飲み.ガラスやプラスチックのコップにはない暖かみがそこにある.

 

 そんな湯飲みを選ぶ際に、もっとも気をつけなくてはならないことはなんでしょうか.

 値段が手頃であるとか、手のサイズに合っているとか、デザインの良し悪しとか….

 いろいろと思い浮かびますが、むしろそんなことは問題ではありません.

 

 最も重要視しなければならない事項とは

 

 

 湯飲みの熱伝導率である

 

 

 

 最近買った湯のみ茶碗、熱いお茶を入れると飲めなくなります.

 湯飲み自身が熱くなって持てなくなるので.

 

 湯飲みで湯が飲めないってのは、どういうことだ.


2003/06/14(土) 第158回 日々、それは積まれていく

 おい、そこに溜まってるヤツ.

 そう、お前だよ.

 

 いつも気がつくと溜まりやがって.

 少し掃除に手を抜くと、部屋の隅とか凄いことになってるし.

 気がつくと棚の上とか真っ白だもんな.

 

 まったく.

 

 オレの許可なく勝手に溜まるんじゃねぇ!>ホコリ


2003/06/28(土) 第159回 一瞬、納得してしまうもの

 聞いた瞬間は、特に違和感がなかったのですが.

 その後じわじわと違和感が沸いてきます.

 

 

 あるく歩道


2003/06/29(日) 第160回 科学者への愚問

 よくテレビなどの特集で科学者の研究が紹介されたりします.

 そのインタビューの中で必ずといっていいほど出てくる、いわば頻出の質問があります.

 

 「この研究は具体的にどういう役に立つんですか?」

 

 一般の方からすれば当然の視点なのかもしれませんが、

 インタビューされてる側からすると苦笑いせざるを得ないところではないでしょうか.

 

 科学者や研究者といった類の人種は

 主に自らの知識欲・探究心にしたがって動いてる生き物であり、

 世の中でどう役に立つかなどという側面は

 いわば副産物にすぎない場合が多いと思うのです.

 

 例えば現在、実用レベルの技術で用いられている数学は、

 実は数百年前のものであり、

 現在の数学自体の最先端の研究は、もはや何に使うことができるのか、

 いや、何か実用レベルで使うことの出来るものなのか、

 それすらもわからないのです.

 

 こういったインタビューで、一瞬とまどった顔をする人を見るたびに思います.

 

 

 

 「私の自己満足のためです」、と答えてくれないかなあ、と.   ←まずいだろ


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